2014年2月28日金曜日

【北欧文化:北欧の夏休み】

こんにちは 〜 スウェーデンで留学している少女ヘラジカ「マリヤ」です。

大学や、留学の生活で学んだ北欧の文化をこのブログにて報告をします。今日は北欧の夏休みについてお話したいと思います。

まだ先の事ですが、大学のセミで聞いた時に気になったので、詳しく調べてからブログの記事を書くことにしました。

北欧では大人でも3週間の夏休みがもらえます。短い期間で温かくて、白夜の長い一日はほとんど外で過ごしています。昼と夜の食事は外で、北欧の有名なティータイム「フィーカ」も外ですることにします。


一般的な家族では娘は2週間の乗馬キャンプを参加して、息子は毎朝、サッカーの練習をやっています。ほとんどの家族もサマーハウスという小さい夏用の家を田舎で持っています。北欧人は夏になったら賑やかな町から逃げて、小さい別荘に行き、自然に巻き込まれることにします。



2014年2月20日木曜日

北欧文化:雑貨デザイン (2/2)

こんにちは 〜 スウェーデンで留学している少女ヘラジカ「マリヤ」です。 

大学で学んだことや、留学生活で経験したことなどを基に、毎週の金曜日北欧文化について記事を書いています。 先週の記事「雑貨デザイン(1・2)」で北欧の季節がどのように雑貨のデザインに影響を与えたのか、についてお話しましたが、今回は「北欧の歴史と文化がどのように雑貨のデザインに影響を与えたのか」、を教えます。

スウェーデンの有名なダーラーホースを例として、ご説明させていただきます。 

ダーラーホースは400年前に発明されたスウェーデンの最も歴史的なお土産となっております。1930年代、スウェーデンの代表として有名になりましたが、実はスウェーデンの「あの」都道府県の文化が深く刻まれております。 

スウェーデンのアルプスと言われるダーラーナ県は木が有名です。木の品質が高くて、木の育ちと収穫がよく行われる。木の関わる仕事が多いです。400年前に木作業の人々が家に帰って来たら、残りの木で子どもにお土産を作ってあげました。お土産は動物の形にしましたが、その時代では馬が木を運びましたので、馬の形がメインになりました。 



そして、妻達はダーラーナ県の代表的な柄を馬の表面に描きました。その柄は今でもダーラーナ県の代表柄として北欧中でよく知られております。その柄の名前は「クルビツ」です。 現在、「クルビツ」の柄を様々なお土産と雑貨に使われております。スウェーデン・リビングが提供するブランド「ニルス・オルソン」が世界で初めて会社としてダーラーホースを作って販売しました。ダーラーホースはもちろん、クルビツの柄を使って、置き物や生活雑貨を使っています。スウェーデン・リビングで販売しております。

*次の「北欧文化」は「2月28日」に投稿をいたします。

先週の北欧文化:「雑貨デザイン(1/2)


2014年2月7日金曜日

【北欧文化】雑貨デザイン (1・2)

こんにちは、スウェーデンで留学している少女ヘラジカ「マリヤ」です。 

毎週金曜日、北欧の文化について記事を書いています。大学で学んだ事をこのブログにて「スウェーデン・リビング」のお客様にお伝えします。今回は「季節と雑貨の関係」についてお話したいと思います。北欧の季節が北欧雑貨デザインにどのように影響を与えたのか、お答えします。

季節とミニマリズム 

北欧雑貨といえば、シンプル。北欧雑貨は複雑なデザインを使わずに、シンプルな形と柄を使っています。さって、何でそうなったのでしょうか? 簡単にいうと答えは季節です。特に光。夏では白夜、冬の一日はほとんど暗い。明るいか、暗いか、どちらか、という白黒の環境でシンプルなデザインしか存在できません。なので、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ノルウェイのお土産や雑貨のデザインはミニマリストとなります。 





季節と色の使い方 

北欧の季節は雑貨デザインの色の使い方に大きいな影響を与えました。まずは、上に書いてあるように北欧は「夏では白夜、冬は一日ほとんど暗い」という白黒状況となっており、家の中身を多彩にしたい人が多いです。色を使うことにより、元気と幸せになれるという考え方で、雑貨を作る時に原色「赤・緑・青など」を使うことが北欧雑貨の一つの特徴となっています。 後は「春」です。春は「夏が来る印」として思われており、北欧人に親しまれる季節となります。長い冬の出口がやっと見えるようになってきて、温かい夏が来るという幸せな気分。北欧人はそれで春の多彩な背景を思い出して、雑貨をデザインする時にたくさんの色を使うようにします。