大学で学んだことや、留学生活で経験したことなどを基に、毎週の金曜日北欧文化について記事を書いています。 先週の記事「雑貨デザイン(1・2)」で北欧の季節がどのように雑貨のデザインに影響を与えたのか、についてお話しましたが、今回は「北欧の歴史と文化がどのように雑貨のデザインに影響を与えたのか」、を教えます。
スウェーデンの有名なダーラーホースを例として、ご説明させていただきます。
ダーラーホースは400年前に発明されたスウェーデンの最も歴史的なお土産となっております。1930年代、スウェーデンの代表として有名になりましたが、実はスウェーデンの「あの」都道府県の文化が深く刻まれております。
スウェーデンのアルプスと言われるダーラーナ県は木が有名です。木の品質が高くて、木の育ちと収穫がよく行われる。木の関わる仕事が多いです。400年前に木作業の人々が家に帰って来たら、残りの木で子どもにお土産を作ってあげました。お土産は動物の形にしましたが、その時代では馬が木を運びましたので、馬の形がメインになりました。
そして、妻達はダーラーナ県の代表的な柄を馬の表面に描きました。その柄は今でもダーラーナ県の代表柄として北欧中でよく知られております。その柄の名前は「クルビツ」です。 現在、「クルビツ」の柄を様々なお土産と雑貨に使われております。スウェーデン・リビングが提供するブランド「ニルス・オルソン」が世界で初めて会社としてダーラーホースを作って販売しました。ダーラーホースはもちろん、クルビツの柄を使って、置き物や生活雑貨を使っています。スウェーデン・リビングで販売しております。
*次の「北欧文化」は「2月28日」に投稿をいたします。
先週の北欧文化:「雑貨デザイン(1/2)」
0 件のコメント:
コメントを投稿